体が硬くても会社をクビにならない。

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時々、クラスが終わって教室から出る時に

「いやぁねぇ、もう体が硬くて…」
と言われる事があります。

多分だけど

「体が硬くて…お恥ずかしい…」

もしくは

「体が硬くて…すみません…」

かと思います。

クラスの前に「ここが硬いんですよね〜」と言われれば、そこを使ったストレッチなどをやったりするのですが、終わって帰る時にその言葉を残してスッといなくなったりすると何も出来ず…。

体が硬くて謝ることも恥ずかしがることもありません!

まして会社をクビにされる事もないです。

では、なぜつい、口にしてしまうのか…

これは一体どう言う感覚なのかな?と頭を巡らせたところ…


お昼頃に、お隣さんが用事でうちを訪ねた。

その人に向かって

「すみません…パジャマで…」

と言ってるのとほぼ同じかと!


恥ずかしいから言われる前に言ってしまえ!の感覚に近いのかと思われます。

私はそうなると

「今まで、体が硬くて先生に怒られた事があるのかな?」

もしくは

「辱められた事があるのかな?」

と勘繰ってしまいます。

ヨガは体が硬くてもヨガです。

例えば座って足を前に出して、そのまま体を前に倒す前屈。

太ももが伸びなくて、頭が脛にくっつかなくてもヨガ。

足の裏を合わせて背骨を伸ばすがっせきのポーズ。

股関節がパカッと開かなくても、膝が床につかなくても、ヨガ。

体が、柔らかいことは、ただ柔らかいだけであって、目指すところではありません!

目指すところは
「余計な力を抜き、体の使い方をしっかり探り、深く呼吸すること」です。

体が柔らかくなりたい、気持ちはまず、考え方の柔らかさから。

「ああしてこうして、無理にこうやって」
とか
「確かこうしたらくっつくはず」


と言う考えから離れましょう。

一つのポーズをとる時に、まずは一つの要素だけで充分!

足を前に伸ばした前屈ならば、まずは坐骨を床へ押し付ける意識。

がっせきのポーズなら膝の力を抜いて背骨を伸ばすこと。

自分の体の使い方を、感じ取ることから始めてみましょう。

私もこれからはパジャマでも、堂々とします!!
体が硬くても会社をクビにならない。


タグ :豊見城ヨガ

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